キャリアも育児もあきらめない。ツクリエで働くワーママ座談会【前編】

いま、日本のママの約80%が働いていることをご存じですか? 厚生労働省の「2024(令和6)年 国民生活基礎調査」によると、子育て世帯の母親のうち、仕事をしている割合は約8割超。子どもを育てながら働くことは、もう特別なことではなくなっています。
とはいえ、仕事と育児の両立は簡単ではありません。
「仕事と家事・育児、どうやって回しているの?」「急なお迎えで迷惑をかけないかな?」そんな不安を抱えながら、日々がんばっているママも多いのではないでしょうか。
ツクリエにも、子育てと仕事を両立しながら活躍しているワーキングママ(以下、ワーママ)がいます。
今回は、そんなワーママ社員が集まって座談会を開催!
「リアルな1日は?」「会社の理解やサポートって実際どう?」「ママでもキャリアアップできる?」
気になる本音を、たっぷり語ってもらいました。
座談会のメンバーはこちら!
①お名前
②お子さんの人数・年齢
③ツクリエ入社前&ツクリエでの経歴

②2人(中1・小5)
③IT企業のシステムエンジニア、人材育成部門の在籍を経て、子育てと両立のため退職。その後は、派遣社員として経営企画部門で勤務しながら、個人事業として人事系Webライター、キャリアコンサルティングなどのパラレルワークを実践。ツクリエには2021年に入社以来、コンシェルジュ、コミュニティマネージャー、インキュベーションマネージャーと複数の職種経験を経て、2025年からはマネージャー職も兼任。
佐藤さんのインタビューはコチラから

②2人(高1・小3)
③アメリカの大学で商業デザインを学んだ後、デザイン会社でグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。その後、広告代理店の企画部にてプランニングや制作部へのディレクション業務、直近ではWeb制作会社でWebディレクターとして従事。デザイン業界では17年ほどの実績がある。2023年4月ツクリエ入社。クリエイティブチームのデザイナーを経て、広報へキャリア転換。
水落さんのインタビューはコチラから

②2人(年長、2歳)
③東京海洋大学卒業。計測器メーカーの営業を1年半経験後、水族館運営会社に入社。施設運営・イベント企画・広報を経て、新水族館開業における展示演出を担当。その後、宣伝部門へ異動し、販促業務に従事。二度の育休を経て、2025年9月にツクリエへ入社。広報チームにて、主にディープテックスタートアップ支援部門の広報を担当。

②2人(小1、年中)
③長年教育業界で生徒指導・進路指導に従事した後、大阪市の外郭団体にて消費財マーケティングの支援業務に従事。その後、研究開発型スタートアップを支援する施設にて企画・PR業務に携わる。ツクリエではコミュニティマネージャー兼広報として2023年6月に入社。ワークショップ企画運営等を経て、現在は新規プロジェクトの広報媒体立ち上げからオウンドメディア企画、広告運用まで、広報プロモーション業務を幅広く担当。
山本さんのインタビューはコチラから
仕事と育児、両立のリアル
ツクリエのワーママたちは、試行錯誤しながら仕事と育児に向き合っています。
ここでは、1日のスケジュールや、子育ての中で直面した“壁”をどう乗り越えてきたのかを語ってもらいました。
ツクリエのワーママはどんな1日を過ごしている?
山本 由香さん(以下:山本さん)
「今回、ファシリテーターを務める山本です。さっそくですが、皆さんの1日の過ごし方を聞かせてください。仕事と子育て、どう両立していますか?」
小林 千晴さん(以下:小林さん)
「我が家は上が年長、下が2歳とまだまだ手がかかるお年頃なのですが、実家が夫婦ともに遠いので、基本的に夫と二人で家庭を回しています。朝は5時半に起床、6時半までには子どもたちもなんとか起こして(笑)。7時半には保育園に連れて行っていますね。
私は時短制度を使わずフルタイムで働いていますが、8時半出社・17時には退勤を死守しています。そうすると18時には保育園にお迎えに行けるんです。」
山本さん:
「まさに分刻みなスケジュールで動いているんですね!」
小林さん:
「家に帰ってお風呂に入り、ご飯を準備していると、だいたい夫が定時で帰ってきてくれます。そこから家族で食卓を囲んで、子どもたちは21時には布団へ……というのが、わが家の基本スケジュールですね。ただ、残業をしない分、繁忙期には持ち帰りの仕事をせざるを得ないこともあり、夫婦で夜に仕事することもあります。
時間に余裕がある時には絵を描いたり、本を読んだり、文章を書いたりと、自分の趣味の時間にも充てています。いずれにしろ、私自身も23時には就寝するようにしています。」

佐藤 泰予さん(以下:佐藤さん)
「我が家には中1と小5の娘がいます。簡単に言うと朝は6時起床、24時には就寝……というスケジュール。娘たちを学校へ送り出したあと、犬の散歩をしてから出勤しています。最近は子どもたちよりも犬の世話のほうが大変で、三人目の子どもがいるような感覚です(笑)。
日によっては昼休みに一旦帰宅することもありますね。定時は18時なんですが、19時くらいに退勤することが多いかな。家に着いたら子どもたちと夕食をとり、もう一度犬の散歩へ。21時頃に次女を塾へ迎えに行き、帰宅後はパパっと準備を済ませて寝る、という感じです。」

山本さん:
「ちなみに繁忙期だと生活リズムは変わりますか?」
佐藤さん:
「プロジェクトの立ち上げ期は確かにバタつきますね。ただ、19時半には帰らないと家のことが回らなくなるので、基本的な生活リズムは通常時と比べてあまり変わらないかな。」
水落 桃子さん(以下:水落さん)
「私は通勤に1時間半かかるので、今は時短勤務です。17時に退勤しても帰宅は19時前なんですよね。下の子が小3で21時半には寝ているので、家に着いたら2時間の“時間勝負”なんですよ。ありがたいことに、出社の日は基本的に残業はしていません。」
山本さん:
「残業をしないからこそ、時間に追われながら仕事をしなければならないプレッシャーもあるのでは?」
水落さん:
「そうですね。進行管理の仕事をしているので、デザイナーさんやWebの制作者さんの手を止めないように、納期が迫っている案件や指示が必要なことは午前中に一気に片付けています。午後は、企画などの“考える仕事”や自分のタスクに取りかかる、という流れですね。」
山本さん:
「仕事中は常に脳みそをフル稼働させている状態ですね! それだと自分時間の確保は難しそう……。」
水落さん:
「いや、これは最近外せないことなんですけど、半年前からリモートワークの日には、7時半~8時半まで、多摩川でスケボーの練習をしているんですよ。」
一同:
「え! 朝から?(笑)。」

水落さん:
「そうそう! この前8時半から打ち合わせがあったんですけど、その日は7時に多摩川に行って、8時15分にはデスクの前に戻っているという(笑)。朝に好きなことをしてリフレッシュしています! 山本さんはどんな感じなんですか?」
山本さん:
「私は基本的にワンオペ大魔王なんです。帰宅後、家のことが全部終わった後の22時半頃に夫が帰ってくる、という感じですね。そんな毎日なので、定時は死守しています。朝は5時に起きて、食費の節約も兼ねてお弁当づくりからスタートです。」

「お迎えに間に合うようにはしているんですけど、日によってはギリギリの電車に飛び乗ることもあって……。年度末で報告書が溜まっていた時は、けっこう残業もしていましたね。夫がお迎えや家のことを担ってくれる日は、21時くらいまで仕事をすることもあります。
でも皆さんの話を聞いていると、『お迎えの時間や子どもと向き合う時間は守る』という感覚は共通している気がします。」
育児と仕事、どんな“壁”があった?
山本さん:
「ワーママが『仕事を辞めようかな……』と考えるきっかけになるのが、“小1の壁”や“小4の壁”だと、よく言われていますよね。そこで、皆さんが子育て中に直面した“育児の壁”を教えてください。ワーママ歴が最も長い佐藤さんからお願いします。」
佐藤さん:
「私は保活ですかね。二人目の育休中に家を買ったんですけど、その際に保育園の入りやすさを考慮して場所を決定したんです。その結果、狙い通りの保育園に入れました。引っ越しでまず1つ目の壁を乗り越えた、という感じです。
もう1つは、いわゆる“小1の壁”に関わる働き方。前職では、1時間かけて出勤する時短制度の働き方でしたが、上の子が就学する前のタイミングで退職し、『週3の派遣社員+フリーランス』の組み合わせに変えた状態で就学を迎えました。」
小林さん:
「事前に壁があることを分かっていて、対策を練っていったんですね。事前準備って、分かっていてもなかなか行動には移せないので、佐藤さんの判断力や行動力がすごいです。水落さんはどうですか?」
水落さん:
「子どもが理由でこの仕事(デザイナー)を辞める、という選択肢はまったくなかったですね。デザイナーとして、都心のかっこいいデザイン事務所や有名な広告代理店でも働いてみたい、という希望はありました。でも、それをやっちゃうと育児との両立に無理が出るので、自分が通える距離にある最大限レベルの会社を受けて、キャリアを閉ざさないようにと仕事を続けてきました。
あとは、育児や保育に関してはファミリーサポートや実家など、使える力を全部使って乗り越えてきましたね。」
山本さん:
「それこそ、来年から“小1の壁”にあたる小林さん。どうですか?」
小林さん:
「前職では時短勤務で9時〜16時に働いていたんですが、通勤に片道1時間半以上かかっていました。子どもが帰ってくる時間に家にいられない状況だったんですよね。でも、これ以上勤務時間を減らすと収入も減るし、やりたいこともできなくなる。それは違うなと思って、リモートワークができる会社に転職したいと考えました。今はその働き方ができるツクリエに転職して、小1の壁に備えながら働けています。」
山本さん:
「私は保活に大苦戦した経験者です(苦笑)。転勤族の妻なので、保活を5回しているんですよね。4回目の保活は転勤にともなう保活でした。保活って、転園の場合、住む家を契約してからでないと手続きが始められないんですよ。でも、家を契約した翌月には、希望していた保育園はすべて空きがなくて……。『どうしよう、単身赴任か?』と本気で悩みました。
ただ、引っ越し先の自治体に私の実家があったんです。そこで“戦略的別居”という形を取り、夫だけ新居に住み、私と子どもたちは実家で暮らすことにしました。実家から通える園にかろうじて空きがあり、なんとか入園できた、という流れです。
自分なりに準備していたつもりでしたが、入園のタイミングという壁には勝てませんでした。“戦略的別居”は本当に苦渋の決断でしたね。でも、そのときも仕事を辞めるという選択肢だけはありませんでした。」
働いてて良かったと思ったこと、しんどかったこと
山本さん:
「今回の座談会に参加したメンバーは、比較的フルコミットで働いているほうだと思います。そんな中で『正直しんどい』と思うことや『仕事をしてて良かった』と思ったこと、両面からお話を聞きたいです! では、大先輩の佐藤さんからお願いします。」
佐藤さん:
「以前勤めた会社で2回の育休を取ってるんですけど、私は働いてないと精神的にしんどいなと思ったんですよね。仕事を通して経済的にも精神的にも、『誰かに頼らないで自立できてる感覚を持っていられる』っていうのが、働いていてよかったって思えることかな。
育休では、子どもに向き合えてもちろん楽しかったけど、復帰後の解放感や、自分のペースで動ける・働けるっていう“爽快感”みたいなのはあったかも。小林さんはどうでした?」
小林さん:
「育休中で家にいる時は、自分の趣味に没頭したり苦手な料理も頑張ってみたりと、それはそれで楽しかったですね。働くって、何かを達成するために、たくさんの人とコミュニケーションを取りながら一緒に作り上げていくことだと思うんです。私生活ではなかなかできない経験をさせてもらえていると感じると、『働いててよかったな』って思います。
それに仕事をしていると『自分でいられる』感覚があるので、どんな形であれ、私はずっと仕事を続けたいって思います。」
山本さん:
「うんうん。意外にも仕事をしているほうが“素”に戻れるっていう側面もあるんじゃないかと。私は一人目の育休が辛すぎて、絶対に0歳児で保育園に入れる! みたいな感じでいました。今思えば、“社会とのつながり”が欲しかったんだろうなって思いますね。
しんどかったのは、家族全員が感染症になったときです。母親の私が病院に連れて行って、看病して、薬を飲ませて……。自分も具合が悪いのに、子どものことで手一杯。でも仕事はあるんですよね。正直、単純に疲れることもあります。」
水落さん:
「自分も子どもも病気で、仕事もしなくちゃ……みたいな時はしんどいですよね。
ちなみに皆さん“あるある”だと思うんですけど、特に子どもが小さいうちは、会社に着いてお茶入れて座って、『はぁ~』っていう瞬間が一番落ち着きません? 子どもと家にいると、あっちからもこっちからも、思考回路が停止するくらいに話しかけられるじゃないですか(笑)。」
一同:
「分かる~!(笑)。」

共感の笑い声が広がるなか、前編はひとまず終了です。
前編では、ワーママのリアルな1日や、育児の壁との向き合い方、そして「働いていて良かったこと」「正直しんどいこと」までを本音で語ってもらいました。
それぞれ異なるキャリアを歩んできた4人ですが、共通しているのは“仕事をあきらめなかった”こと。試行錯誤しながらも、自分らしい働き方を築く姿が印象的でした。
さて、次回の後編では、ツクリエのワーママ社員にさらに濃く・深い話題で語ってもらいます!
・会社の理解やサポート体制は?
・ワーママのキャリアアップってどうなの?
・私たちワーママが働く理由
ワーママが共感する話題が詰まっていますので、ぜひ後編もお見逃しなく。
それでは次回の公開をお楽しみに!
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