ヨムリエの本棚 第1回ー起業したいと思った時に読んだ本
起業に役立つ本がズラリと並ぶ「ヨムリエの本棚」。
この本棚には、起業経験のあるツクリエ中の人たちが推す、あらゆるビジネスシーンのヒントになる本がいっぱい。
この本棚から今回ピックアップしたのは「起業したいと思った時に読んだ本」です。
今回はこの方にご紹介いただきました!
紹介してくれたのはこちらの方!
【得意分野】
事業計画/アイデアブラッシュアップ/エクイティ・デットファイナンス/クリエイティブ/デザイン/ソフトウェア/経営全般
世に棲む日日/司馬 遼太郎
タイトル:世に棲む日日
出版社:文春文庫
Q この本の内容は?
時は幕末。この時代に生きた「吉田松陰」と彼の弟子である「高杉晋作」を主人公にした、変革期の青春の群像を描く歴史小説です。全4巻という長編。吉川英治文学賞受賞作です。
Q この本をピックアップした理由は?
人の思想や信念がどうやって生まれ、伝播していくのか分かる本。読むと気持ちがアガる本なので、自分のやりたいことを固めるときや自分の考えを行動に移すとき、また世の中に出なきゃいけないときに役立つ一冊。
自分を奮い立たせるカンフル剤になります。
Q この本のエピソード
高杉晋作が将軍・徳川家茂の行列に向かい、「いよう、征夷大将軍!」と声をかけるシーンがあります。この、敬意に対する向き合い方のライトな感じ。普通はやらないことをやってスパンとハマる感じ。ここの感覚が印象的でした。
ネクスト・ソサエティ/P・F・ドラッカー
タイトル:ネクスト・ソサエティ 歴史が見たことのない未来がはじまる
出版社:ダイヤモンド社
Q この本の内容は?
経済学者のドラッカーが、これから始まる21世紀はどういう社会になるのかを解説しています。出版は2002年。
Q この本をピックアップした理由は?
世の中や社会の流れをつかみ、先読みしたいときに手に取った本です。また、自分の仮説とどう違うのかもすり合わせしたかった。
起業家は仲間がいなく孤独なところがあるので、意見交換する機会はあまりないもの。他の人の意見を知りたいときは本で確かめていました。
Q この本のエピソード
「知識労働者は、報酬だけでは満足しない」というところに「そうだなぁ」とえらく共感しました。仕事終わりのビールが美味いとか、自分の知識やスキルが社会に役立ったときの達成感などは、報酬とは別物の満足感。
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