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『起業ってなに?』をよみとくWebマガジン

施設の枠を飛び出し起業家を応援するIMの活動とは!?

“起業家に寄り添う”をミッションに掲げるツクリエは、いったいどんなお仕事をしているのでしょうか?

この「お仕事クローズアップ」シリーズでは、ツクリエの事業内容を掘り下げてご紹介。ホームページでは伝えきれないツクリエの仕事や情熱をお届けします!

今回はインキュベーション事業の一部である「インキュベーションマネージャー(以下IM)」にスポットライトを当てました。

教えてくれたのはIMを牽引する丸山大輔さん!


研究開発型スタートアップ支援拠点、Kawasaki-NEDO Innovation Center統括マネージャーとしてプレシードやシード期の起業家支援に従事。中小企業診断士、米国公認会計士(USCPA)取得修了。

IMとCMの違いは?

ツクリエには、ビジネスの立ち上げ支援を行う「インキュベーションマネージャー」という職種があります。業務内容をザックリいうと、起業を目指す方に起業や経営に必要な知識を補い、ビジネスプランのブラッシュアップや資金調達をサポートするといったところ。

また、インキュベーション事業内には「コミュニティマネージャー(以下CM)」という職種もありますが、その違いを挙げるとすれば、「施設の枠を飛び出してのお付き合い」。

IMは、例えば営業に同行する・マッチング相手との引き合わせに同席するなど、施設の外にも飛び出します。

IMは起業を目指す方にとっての「メンター」や「相談相手」などの信頼関係を築くべく日々奮闘していますが、今回は、そんなIMの仕事のひとつ、「相談」についてフォーカスします。

IMの活動は「相談業務」から派生していくもの

ひとえに「相談業務」といっても、相談者さんのビジネス・現状・ゴールなどによりサポート内容は変わります。「ピッチを指南してほしい!」とあれば、資金集めのピッチなのか、事業の売り込みなのか、目的によりアドバイスは変わるもの。

相談者さんの様々なシーンに寄り添いアドバイスするゆえ、IMの活動は相談業務から派生していくのです。

これは実際の相談業務であったお話し。オーガニック商品で起業したいという相談にのったIMは、このアイデアで走り出していいのか、ニーズはあるのかという「アイデア検証」を、まずはツクリエの社員を対象にアンケートをとりました。


↑そのときのアンケート。オーガニックへの関心や食品についての質問がいくつもありました。

スタートアップが成功するか否かは、顧客に愛される商品・サービスを作れるかにかかっています。ここをゴールとした場合、そこにいくまでにはいくつものステップをクリアしていかなければなりません。
それらを伴走してサポートするのが、IMの役割です。
  
丸山さんは言います。
「IMのやりがいは、自分の知見を総動員して少しでも事業進捗のお役に立てたときに感じます。リスクや不安を持ちながら、自らの希望や夢の実現として起業、新商品やサービス開発に取り組む起業家には頭が下がります。」

ツクリエの“起業家に寄り添う”というミッション。
これを施設の中でも外でもしているIMの活動は多岐にわたります。今回は相談業務にフォーカスしましたが、今後は営業同行編・ピッチ指南編やマッチング編など、IMの活動をどんどん掘り下げていこうと思います!

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