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外の世界で得た力を、もう一度ツクリエへ。「リターン制度」が広げる、新しいキャリアの循環

ツクリエは、「挑戦する人を応援する会社でありたい」という創業以来の想いを、社員のキャリアにも広げたいと考えてきました。その想いを形にしたのが、ツクリエの「リターン制度」です。

挑戦の一歩を踏み出し、成長の機会をつかんだあと、もう一度ツクリエという“ホーム”で力を発揮する。
外の世界で得た視点やスキルを持ち帰ることで、本人のキャリアだけでなく、組織全体にも新しい風が流れ込む。

この制度は、そんな「挑戦と回帰の循環」をつくるために生まれたものです。

今回は、この制度を活用してツクリエにカムバックしたメンバーにスポットライトを当て、最初の入社から戻ってくるまでのストーリーをお届けします。

退職は“終わり”ではなく、“次の挑戦の一部”だと考える仕組み

ツクリエが導入した「リターン制度」は、退職後に別の挑戦を選んだ社員が、再びツクリエに戻り、キャリアを再スタートできる仕組みです。
ここで大切にしているのは、単なる“出戻り制度”ではないということ。
この制度は、挑戦する社員に「たとえ失敗しても大丈夫。ここには戻ってこられる場所がある」という心理的な安心を届けます。

起業家を支援する企業として、「挑戦にはリスクがある。けれど、その挑戦を尊重する文化でありたい」というツクリエの哲学を、まずは社員自身に対して体現した仕組みです。
退職後の経験を組織に還元してもらうことで、社員の成長が組織の変化を生み、その変化がさらに新しい挑戦を育てていく。こうした循環が生まれ、ツクリエらしい未来志向の文化が育まれていきます。

リターン制度は、まさにその循環を実現するための“キャリア循環制度”として位置づけています。

ツクリエに戻って再び挑戦!リターン制度を利用した渡邊さんにインタビュー

渡邊 真二さん
北海道釧路市出身。東京の映像系専門学校卒業後、テレビ局でアニメ番組やアニソンライブ、官公庁・自治体関連事業の企画プロデュースを担当。声優アイドルを起用した地域PR番組や震災復興支援番組などを手がけるほか、「マチ★アソビ DJ-NIGHT」など番組連動イベントの立ち上げ・運営も行う。2019年6月にツクリエへ入社し、コンテンツ産業支援やイベント運営に従事。2023年にはボードゲームカフェ立ち上げ企業に転職し、国内最大級イベント「ゲームマーケット2024京都 in 京まふ」を統括リーダーとして成功に導く。カフェ開店後は運営全般や広報動画の制作・配信も担当。2025年7月よりツクリエに再入社。

ツクリエに入社したのはいつ頃でしょうか?

渡邊さん「2019年6月です。最初は京都市委託事業『コンテンツ産業の担い手育成による「良質な雇用」の創出事業』のコーディネーターとして契約社員で入りました。事業終了後は、社員として広報部に所属し、ツクリエが自主運営する起業支援施設の入居者獲得に向けたSNS・リスティング広告の運用や、京都のクリエイティブ企業による合同就職説明会の企画・運営を担当。
その後は本部ITインフラチームにて、配信イベントの機材オペレーションや社内研修動画の撮影・編集などを担当していました。」

ツクリエを卒業しようと決断した理由を教えてください

渡邊さん「ボードゲームが好きで、趣味として続けるうちに『いつか自分のカフェを持ちたい』という思いが芽生えました。そんな折、知人の紹介から京都でボードゲームカフェの立ち上げを進めている企業と出会い、自分の目標に一歩近づくチャンスだと感じて転職を決意しました。」

卒業後のキャリアについて教えてください。どんな活動をされていましたか?

渡邊さん「ツクリエ卒業後は、京都で新たに立ち上がるボードゲームカフェの準備に携わりました。ただ、入社した会社はもともとゲームのデバッグを行う会社で、ボードゲーム事業自体は存在しなかったんです。ボードゲーム関連の業務は私ひとりで進めていたので、試行錯誤の連続でした。
カフェ開店までの間には、ボードゲーム制作イベントや大規模販売イベントの企画・運営なども担当していました。ここでは、ツクリエで培ったイベント運営の経験が大いに役立ったと思います。カフェ開店時は、お店の広報から接客対応、会計までほぼ一人で運営を任されていました。」

ボードゲームカフェ時代の渡邊さん。手にしているのは、ホビージャパンの「キャット・イン・ザ・ボックス」というボードゲーム。有名な思考実験“シュレーディンガーの猫”をテーマにしたゲームだとか。

ツクリエに戻ろうと思った理由を教えてください

渡邊さん「カフェは経営状況や会社の方針により閉店となり、私自身も退職することになりました。当初はボードゲーム関連企業への転職を考えていて、その企業とつながりのあるツクリエの社員さんに相談していたんです。結果的にその企業とはご縁がありませんでしたが、その社員さんから『ツクリエでも人を探している』と聞いて、しかもそれが自分の好きな業務でもあるイベント企画運営の部署ということもあり、戻ることに決めました。

ただ一番の理由は、ツクリエのみなさんが本当に良い方ばかりで、人間関係で悩むことがなさそうだと思ったところです(笑)。」

ツクリエへの職場復帰はすんなりいきました?

渡邊さん「はい、全体的にはすんなり復帰できました。ただ、社内ツール(ジョブカンやLINE WORKSなど)の使い方をすっかり忘れてしまっていたので、思い出すまで少し苦労しました。現在はイベント部署に所属しているので、あわよくばまたボードゲーム関連のイベントを企画できたらうれしいですね。」

ツクリエを離れている間、渡邊さんはボードゲームカフェの立ち上げや店舗運営・接客など、BtoCならではの現場でたくさんの経験を積んできました。さらに、TikTokやYouTubeのショート動画づくりにもチャレンジし、新しいSNSの発信方法にもどんどん挑戦していったそうです。

そして今、外で得た経験をそのまま持ち帰り、再びツクリエで新しい挑戦をスタート。
「リターン制度」は、挑戦して終わりではなく、その経験を次のステップにつなげていける仕組みです。これからもツクリエは、外の世界で成長して戻ってきた仲間たちと一緒に、挑戦が広がっていく環境をつくり、キャリアの可能性をもっと広げていきます。

2025年11月に開催されたツクリエ創立10周年イベントでの渡邊さん。この記念イベントでも企画・運営チームとしてご活躍されていました。

余談ですが。。。『ボードゲーム×渡邊さん』について

ボードゲームが趣味な渡邊さん。ハマったきっかけや魅力などを教えてもらいました。

――ボードゲームの趣味は、いつ頃からありました?

2019年に自主起業支援施設のコワーキング会員さんがボードゲームを制作していて、ここでボードゲーム会を開きたいと相談されたところから実際に遊んでみてハマりました。

――ボードゲームの魅力って?

人と対面でコミュニケーションしながら遊べるところです。また、カードやコマの内容物が素敵なものが多く、コレクション性が高いところも気に入っています。

――最後におすすめのボードゲームを教えてください!

『あいうえバトル』(幻冬舎)
ボードゲーム初心者でもすぐ理解できるルールで、ワイワイ盛り上がれるパーティー系ゲーム。 公式サイトはこちら

『アルナックの失われし遺跡』(ホビージャパン)
インディ・ジョーンズのような世界観で、未踏の島を探検しながら資源を集めていく本格派ボードゲーム。 公式サイトはこちら

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