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北アフリカ/チュニジアの大学院生が、技術シーズの事業化を学ぶ インキュベーションプログラム(全5回)を、開催しました。

Press release

2022.03.28

Social Impact Solutions株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:佐々木美樹)、ティーエスアイ株式会社(本社:京都府京都市 代表取締役:熊谷孝幸)、当社は、チュニジアの大学「Tunis El Manar University」と連携し、チュニジアのテック系大学院生が技術の事業化を学ぶワークショップ「技術シーズ事業化ワークショップ」を、2月3日より全5回の日程で開催しました。

▼英文プレスリリースはこちら【Click here for English press release】
https://tsucrea.com/news/3363/

■「技術シーズ事業化ワークショップ」とは

本プログラムは、ツクリエが日本国内の学生向けに企画開発したプログラムを、海外の大学院生向けにカスタマイズした特別プログラムです。
全5回のワークショップで、マインドセット、用途仮説の設定と仮説検証、ビジネスモデルの作成、プレゼンテーションの練習などを通して、技術シーズの事業化を「気運醸成」「交流」「事業化概論」「アウトプット」の構成で体系的に学びます。
事業化のためのプレゼンテーションスキルを身につけることで参加者の起業機運の醸成を目指します。

■開催概要

開催期間 : 2022年2月3日(木) ~ 2022年3月16日(水) (全5回)

形 式 : オンライン

使用言語 : 英語

参加者 : 受講希望者50名の中から選ばれた、Tunis El Manar Universityの理系大学院生14名

■開催スケジュールと主なテーマ

全5回、各回3時間

Day1(2月3日): マインドセット醸成
Day2(2月9日): 用途仮説 & 仮説検証
Day3(2月16日): ビジネスモデル作成
Day4(3月2日): プレゼン練習
Day5(3月16日): Demo Day

■開催報告

Day1 : 2月3日(木)
〈Day1〉のオープニングセッションでは、Tunis El Manar University学長のMoez CHAFRA氏、SIPSグループ代表佐々木美樹の挨拶に続き、先輩起業家としてチュニジアのAI技術スタートアップ「iCompass」が登壇。創業の理由やチームメンバーとの出会い、技術の事業化の経緯をお伺いし、参加者へエールを送っていただきました。 

Day2 : 2月9日(水)
〈Day2〉は、用途仮説と仮説検証のレクチャーを中心としたワークショップを実施。理論、基礎的な考え方、具体例のレクチャーに加え、ワークを通じて参加者の理解を深めました。レクチャーの後、グループに分かれてコミュニケーションを図り、意見を交換。最後に講師がDay2の総括を行いました。

Day3 : 2月16日(水)
〈Day3〉は、ワークと事前に出された課題のプレゼンテーションを中心に実施。これまでのレクチャーを踏まえ、参加者が自身のMVPパンフレットを作成し、発表。講師がアドバイスをしました。

Day4 : 3月2日(水)
〈Day4〉は、ピッチスキルを身に付けるためのビジネスアイデアのピッチを実践。最終日の「Demo Day」に向けて、講師がそれぞれにフィードバックをし、アイデアのブラッシュアップを行いました。

Day5 : 3月16日(水)
プログラム最終日〈Day5〉は、参加者が登壇しピッチを行う「Demo Day」を開催。本番のピッチ同様、Tunis El Manar Universityの教員と、ツクリエ、ティーエスアイ株式会社、日本戦略株式会社の役員メンバーがオーディエンスとして参加し、ピッチ後に質疑応答や意見、感想の共有をしました。最後に、参加者の感想やTunis El Manar Universityの教員から一言をいただきました。

今後も、課題やニーズに合わせカスタマイズしたプログラムを通じて、国内外の大学生の技術シーズ事業化の支援をしてまいります。興味のある大学関係者の方は、ぜひお問い合わせください。

■主 催

Social Impact Solutions株式会社(SIPS)/ティーエスアイ株式会社(TSI)/株式会社ツクリエ

■協 力

Tunis El Manar University
公式サイト:http://www.utm.rnu.tn/utm/fr/

■本リリースに関するお問い合わせ

株式会社ツクリエ
担当:コウブンホウ
E-mail: boonho.koh@tsucrea.com