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明治大学の学内ビジネスコンテスト「第2回明治ビジネスチャレンジ」、 第1次選考会にてファイナリスト8名を選出。最終選考会に挑む

Press release

2023.12.12

弊社が運営協力し、明治大学経営学部が主催する学内ビジネスコンテスト「明治ビジネスチャレンジ(以下、本コンテスト)」の第2回が開催され、書類選考を通過した25組による第1次選考会が、11月23日(木)に明治大学駿河台キャンパスで行われました。

第1次選考会には、学外審査員として株式会社FUNDINNO 代表取締役COO 大浦学氏、松竹ベンチャーズ株式会社 取締役 常務執行役員 森川朋彦氏に加え、ツクリエのグループ会社、ティーエスアイ株式会社 代表取締役社長 熊谷孝幸、ツクリエ取締役 大藤充彦が参加。ファイナリスト選考のほか、トークセッションへの登壇を行いました。

第2回明治ビジネスチャレンジ_第1次審査会_会場の様子

■ 書類選考通過25組・代表者によるピッチ

第1次選考会は、書類選考を通過した25組の代表者が3分間のピッチを実施。全員共通のエクセルフォーマットを使用し、3分を経過した場合はその時点で終了というルールの中行われました。

選考参加者の中には学業だけでなく、企業に勤めて創業支援をしている学生、公的機関で研究開発に携わる学生、過去に起業したことのある学生など、既に社会人経験や起業経験のある学生も複数おり、市場調査や収益計画もしっかりされた、学生とは思えないピッチが展開されました。

第2回明治ビジネスチャレンジ_第1次審査会_ピッチの様子

■ 学外審査員4者によるトークセッション

全参加者のピッチ終了後は「起業支援の様々な形~産学官の起業支援」をテーマに、学外審査員4者による30分間のトークセッションが行われました。

ファシリテーターとして、本コンテストのプログラム・ディレクターであり、ツクリエが運営受託する東京コンテンツインキュベーションセンター(所在地:東京都中野区 通称:TCIC)でインキュベーションマネージャーを務める川野正雄も登壇し、4者が考える「起業支援」について話を伺いました。

第2回明治ビジネスチャレンジ_第1次審査会_トークセッションの様子

トークセッションでは、選考参加者や観覧者に向けて、「行政や自治体が実施する支援は公平性があり、フラットにサービスを受けられる。無料で受けられるものも多いので、最大限に使うべき」、「本コンテストのように、事業をブラッシュアップしたり、誰かに伝えられたり、仲間をつくれたりすることは非常に重要なので、そういうチャンスは積極的に掴みにいってほしい」などのアドバイスが送られました。

トークセッションの最後は、「事業が成功するかはやってみないとわからず、失敗率は圧倒的に高い。どうせ失敗するなら早くやって失敗した方が良く、3~4回目くらいで良いものを作れればいい」「ビジネスモデルは1000に3つしかうまくいかないと言われているので、そこまで重要ではない。1つのビジネスモデルがダメだったとしても、解決したい課題があるのであればアプローチ方法を変えればいい」といったエールで締め括られました。

■ 第1次選考会 審査結果(ファイナリストの発表)

全てのプログラム終了後、第1次選考会の審査結果が発表され、ファイナリスト8名が選出されました。
選出された8名は、約1カ月間実施されるアクセラレーションプログラムにて、アイデアのブラッシュアップやピッチ指導を受け、2024年3月13日に実施される最終選考会に挑みます。

【ファイナリスト(代表者)一覧】※登壇順、敬称略
蓮見 大聖(情報コミュニケーション学部・4年)
甲田 大介(グローバル・ビジネス研究科・2年)
高山 凱 (グローバル・ビジネス研究科・1年)
野口 侑渡(法学部・4年)
大木 勇希(経営学部・2年)
辻山 憲太(商学部・4年)
野津 昂太郎(商学部・3年)
キム ユンソ(情報コミュニケーション学部・3年)

第2回明治ビジネスチャレンジ_第1次審査会_ファイナリスト・審査員・関係者による記念撮影

■ 明治ビジネスチャレンジとは

明治大学経営学部が主催する学内ビジネスコンテスト。

「価値創造人材の発掘」、「持続的な明治大学発スタートアップの育成」、「総合大学ならではの、幅広い分野におけるイノベーション事業開発のロールモデルを築く」、「社会や文化に貢献するビジネスモデルの創出」をテーマに、2022年より開催。第1回の受賞者等から、既に起業家が誕生しています。

第2回となる今回は、最優秀賞(1組)に副賞100万円・1年間起業サポート※、優秀賞(2組)に副賞20万円・1年間起業サポート※と、第1回よりもパワーアップした支援が提供されます。

※1年間起業サポートは、ツクリエの運営するコワーキングスペース「StartupSide Tokyo」にて実施されます。

イベント名 第2回明治ビジネスチャレンジ
主催 明治大学 経営学部
協力 明治大学大学院 経営学研究科
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科
明治大学地域産学連携研究センター
東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)
後援 明治大学中小企業診断士紫紺会
制作・運営協力 株式会社ツクリエ(TCIC運営受託企業)

● 明治ビジネスチャレンジに関するお知らせは、こちらからご確認いただけます。

■ 東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)とは

東京コンテンツインキュベーションセンターは、コンテンツ関連産業に特化した東京都の創業支援施設です。アニメ、映画、ゲーム等コンテンツ分野のベンチャー企業や創業間もない方に、利用しやすい家賃で快適なオフィスを提供しています。

常駐支援スタッフ(インキュベーションマネージャー、コミュニティマネージャー、コンシェルジュ等)が、経営相談や知識・ノウハウの提供を行うほか、入居事業者の「成長・成功」を目指して、事業計画策定やアライアンス先紹介、資金調達等のハンズオン支援を行います。

ホームページ:https://www.tcic.jp/

■ 本リリースに関するお問い合わせ

「東京コンテンツインキュベーションセンター」 運営事務局
住所:〒164-0013 東京都中野区弥生町 2-41-17
担当:川野 正雄、田中 千香子
TEL :03-3383-4616
E-Mail:info@tcic.metro.tokyo.lg.jp