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2023.02.01
Press release
2/1(水)新入居者に東コレデザイナー「ablankpage.」ラロパイブン・プワデト他が加入。“次世代のファッションビジネスを創る”起業支援拠点「イデタチ東京」開設2周年。
当社が運営受託するファッション特化型の起業支援拠点「イデタチ東京」は、2/1(水)で開設2周年。同日より新たに2事業者が加わり、3年目がスタートします。
今年は大規模入居者募集を夏頃に実施予定。日本屈指の繊維問屋街、日暮里繊維街からファッション関連産業の起業家を輩出していきます。
2/1(水)、ファッション関連産業で起業5年未満の事業者が入居するイデタチ東京に、新たに2事業者が加入しました。
タイ出身のデザイナー ラロパイブン・プワデト氏のファッションブランド「ablankpage.(アブランクページ)」。2022年に設立され、同年開催された「楽天ファッション・ウィーク東京」に初参加。人種、国籍、体型、ジェンダー、性的指向などによる偏見のないフラットな社会の実現を見据えたアイテムのコレクションを発表しました。欧米、先進国のものとされつつあるファッションデザインの裾野を広げ、東南アジア圏から世界に羽ばたくコレクションデザイナーになる野望を持ちます。イデタチ東京では、国内外の販路拡大、海外コレクション参加、ブランド認知拡大や法人設立に向け、起業・経営サポートを行っていきます。
また、イデタチ東京に入居する石田萌氏によるブランド「HOUGA(ホウガ)」をはじめ、コレクションブランドが入居する拠点として、ファッション×起業の基盤を築いていきます。
● ラロパイブン・プワデト氏(「ablankpage.」デザイナー)プロフィール
1996年 9月 タイ・バンコク生まれ。ファッションデザイナーを志し日本に留学、ドレスメーカー学院在学中に、山縣良和氏が主宰する「ここのがっこう」受講。ドレスメーカー学院卒業後、文化ファッション大学院大学に特待生で入学、2021年3月卒業。3期に渡り「YKKファスニングアワード」ファイナリスト。「第56回全国ファッションデザインコンテスト」で「東京都知事賞」(第2位)、「サンエー・インターナショナル賞」同時受賞。「第93回装苑賞」佳作2位、 LVMH 主催「2020 LVMH DARE TOKYO」ファイナリスト。
2022年自身のファッションブランド「ablankpage.」を開始、「楽天ファッション・ウィーク東京2023S/S」初参加。「ablankpage.」は、何もない空白のページの意味。偏見や固定概念にとらわれず、自分で人生の物語を書き進めていく思いから名付ける。アートに関心が高く、画家としても活動。タイで生まれ育った文化と、日本で学んだ服作りをベースに作り出される美しいシルエットの服が特徴。
渡部和香子氏による「muneposi(ムネポジ)」。身近な友人の乳がん罹患から、「増え続ける乳がん罹患者のQOLが向上し、変わらない日常を届けたい」という思いを発端に、乳がん罹患者だけでなく、胸に何らかのコンプレックスを持つ女性がポジティブに選択できる新しい価値の提供を目指し、発起人の渡部和香子氏が友人の三上美紀氏と2022年に起業し、「muneposi(ムネポジ)」を立上げました。胸を気にすることなく温泉施設やジムに行ける入浴タオル、【NYUYOKU TOWEL】Caksöを製作販売。生地は地元・日暮里繊維街で仕入れています。
荒川区在住の2人が、自分たちが子育てをしながら住む地域によりコミットしたいとイデタチ東京の入居を決意。イデタチ東京では、利益を生み出し、事業を継続させるための基盤づくりをサポートしていきます。
● 渡部和香子氏(「muneposi」代表)プロフィール/コメント
茨城県出身。明るくポジティブ!と見せかけて、実は生真面目で心配性。もともと夢も趣味もなかった。子育てはとても幸せだったけど、社会から離れていく自分にずっと焦りがあった。身近な友人の、乳がん罹患をきっかけに、これまで想像することのなかった需要があることを知る。
「今こそ、この生真面目で心配性な自分の特性をフルに活かして、“かき消されがちな需要”をキャッチアップして行きたい!」
● 三上美紀氏(「muneposi」スタッフ)プロフィール/コメント
2018年、39歳の時に乳がんに罹患。入浴タオルの必要性を感じ商品開発に取り組む。一番大切なことは“変わらない日常”と痛感。
「温泉やジムを病気になったことにより諦めなくてもいい。今までと変わらない日常こそががんサバイバーの希望に繋がってほしいという思いを込めて、これからも必要なものを開発していきたい。」
イデタチ東京は、ファッション関連産業で起業したい方をサポートする荒川区の起業支援拠点です。オフィススペースを24時間・365日活用しながら、継続的に成長可能なファッションビジネスを行えるよう、インキュベーションマネージャーによる起業・経営相談、起業経験者・専門家のメンター陣によるメンタリング、コーディネータによるファッション関連セミナー・交流会の開催等で入居者をバックアップしています。
現在、スタートアップ、ファッション×異業種、地域にコミットするクリエイターなど、ファッション関連産業で起業する9事業者が入居中です。随時取材お待ちしています。
▼ イデタチ東京公式HP
https://idetachi.com/
<個室オフィス>
● EBRU:アートを纏うBluetoothイヤホンブランド
● HOUGA:自分が萌芽するドレスブランド
● ablankpage.:空白のページから生み出されるユニセックスブランド
● Beast Barracks:テキスタイル製作×ブランド運営×アパレルODM
<シェアオフィス>
● ARMK:子育てファミリー向けライフスタイルグッズ
● muneposi:胸をポジティブでいっぱいに
● SUFS:服、花を通して五感を満たすブランド
● FavorKnits:人生を愉しむ男の極上ニットジャケットD2C
● SOUBI BY TAKASHI TESHIMA:精神的なプロテクションを備えた、現代人の防護服
2021年のイデタチ東京開設時に入居した1期生が2024年1月末に卒業するため、2024年2月以降に入居する7事業者以上を今夏以降に広く募集開始します(入居は最大3年間)。
開設以来、初めて多くの入居者を募集。ファッション関連産業で起業したいと考えている起業5年未満の方の応募を、全国から広くお待ちしています。
※詳細は2023年4月以降にHP等でお知らせ
イデタチ東京 運営事務局(株式会社ツクリエ)
担当:児玉(こだま) メール:kodama@idetachi.com