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2022.11.28
Press release
ドローンと関連ソリューションを展開するTEAD、遠隔制御技術によるドローンの河川監視で省人化へ
当社が共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点『かわさき新産業創造センター(KBIC)』のAIRBICに入居しているTEAD株式会社は、2022年10月24日に東京都狛江市と神奈川県川崎市の都県境を流れる多摩川の河川敷で、ドローン空撮画像とAI画像解析結果の遠隔モニター視聴のデモンストレーションを行った。
この日のデモンストレーションでは、東京都狛江市の多摩川左岸の河川敷からドローンが離陸し、川を横断する形で神奈川県川崎市の右岸側まで飛行して戻ってくる約800mのルートを飛行。その間に利水用の取水堰をはじめ、河川敷に設けられた観測地点を撮影して、各地点の物体検知と差分解析を行った映像を、携帯電話ネットワークを介してパナソニック システムデザイン株式会社のクラウドにアップロード。その映像を狛江市役所と川崎市のKawasaki-NEDO Innovation Center(K-NIC)でリアルタイムに共有するというものであった。
TEAD株式会社、パナソニック システムデザイン株式会社、東京航空計器株式会社の三社は、「あらかじめ決められた地点における物体の検知」と「前回撮影した写真との差分を識別」、「携帯電話ネットワークを使って遠隔地に伝送する」システムを開発。
ドローンは東京航空計器株式会社の国産「GNAS SKYクワッドマルチコプタ・固定ピッチモデル」を使用し、カメラは株式会社ザクティの「CX-GB400」光学ズームジンバルカメラを装備。また、機体にはアドバンテック株式会社製のコンパニオンコンピューターを搭載し、AIを使って撮影した映像から物体の検知と差分解析を行っている。
詳しくは【 ドローンジャーナル 】をご覧ください。
会 社 名:TEAD株式会社
設立年月日:2016年4月25日
本社所在地:群馬県高崎市江木町1637-1
川 崎 ラ ボ:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC-A36号室
事 業 内 容:UAV(無人航空機)の企画・製造・販売ならびに保守、教習サービス、UAV(無人航空機)を用いた業務請負サービス
かわさき新産業創造センター(通称:KBIC)は、「新川崎・創造のもり」内に川崎市がベンチャー企業や企業の新分野進出の支援を目的とし整備した首都圏最大級のインキュベーション施設。KBIC本館・NANOBIC・AIRBICの3棟からなる。現在、50社を超える企業や大学の研究室が入居しており、入居率は95%を超えている。
https://kawasaki-sozonomori.jp/
かわさき新産業創造センター イノベーション創出チーム
(株式会社ツクリエ)
連絡先:event@kawasaki-net.ne.jp