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2025.06.26

Press release

大阪府 令和7年度 新技術社会実装支援プログラムに「物流課題を解決する新技術社会実装支援プログラム」を提案し採択されました。

物流施設開発のプロロジスと連携し、スタートアップと物流大手企業の共創を支援

弊社は、令和7年度「新技術社会実装支援プログラム(第二次締切分)」において「物流課題を解決する新技術社会実装支援プログラム」を提案、大阪府より正式に認定されたことをお知らせいたします。

本プログラムは、物流不動産世界最大手プロロジス(日本法人本社:東京都千代田区 以下、プロロジス)と連携し、物流業界の喫緊の課題に対して、スタートアップとの共創による新技術の社会実装を推進するものです。

新技術社会実装支援プログラムについて

新技術社会実装支援プログラムは、大阪府イノベーション創出基金を活用した事業で、大阪府が新技術等の実装化に取り組むスタートアップ等を支援する支援機関が実施する事業を「支援プログラム」として認定し、「支援プログラム」に対する寄附を募った上で、必要な経費への補助を行うプログラムです。

https://www.pref.osaka.lg.jp/o110020/energy/inobe_kikin/inobe_kikinn_sienpuroguramu.html

プログラム概要

  • 支援プログラム名称:物流課題を解決する新技術社会実装支援プログラム
  • 実施期間:令和7年7月1日 ~ 令和8年3月31日
  • 実施主体:株式会社ツクリエ(連携機関:プロロジス)

背景と目的

物流業界では現在、人手不足や労働環境の悪化など構造的な課題が深刻化しています。本プログラムでは、スタートアップ企業の革新的な技術やソリューションを、物流業界の現場へと実装することで、これらの課題解決を目指します。ツクリエは、プロロジスと連携し、実証フィールドやネットワークを最大限に活かしながら、スタートアップの成長と社会課題の同時解決を図ります。

主な支援内容

(1)実証実験支援
物流分野におけるスタートアップが、プロロジスや大手物流企業のアセットを活用して行う実証実験を支援。有望なスタートアップ最大3社を選定し、実証の設計支援、資金提供、専門コーディネートを実施します。
想定技術には、倉庫内でのピッキング・仕分け・無人搬送などのロボティクス技術や、在庫管理に活用されるセンサーやAI技術などが含まれます。

(2)マッチング・共創機会の提供
プロロジスなどの大手企業が自社のアセットや課題を提示し、それに対してスタートアップが協業提案を行う「逆ピッチ型」のマッチングを実施。有望な提案を行った最大3社を選定し、協業にけた個別検討と専門家による伴走支援を行います。

今後の展望

株式会社ツクリエは、プロロジスとの強力なパートナーシップのもと、実証から事業化、そして社会実装に至るまでを一貫して支援し、スタートアップと物流業界の共創による持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

プロロジスとは

プロロジスは、世界20カ国で事業を展開する物流不動産のリーディング・グローバル企業です。国内外で先進的な物流施設の開発・運営を行い、効率的かつ持続可能な物流ネットワークの構築を支援しています。

近年では、起業家やスタートアップの成長を支えるための新たな取り組みとして、物流施設内にインキュベーション拠点「inno-base TOKYO-OSHIAGE」や「inno-base TSUKUBA」を設置。物流分野に限らず多様な分野の起業家が集い、実証実験や事業開発に取り組める環境を提供しています。
https://inno-base.prologis.co.jp

本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ツクリエ
担 当 : 森
E-mail : tetsuya.mori@tsucrea.com