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2024.11.19

Press release

【開催レポート】自治体の起業支援の課題と展望を考える「中小機構、浜松市、つくば市のスタートアップ担当長に聞く!自治体の起業支援のリアル」

弊社は、2024年11月14日、「自治体の起業支援のリアル~『起業支援白書』から読み解くスタートアップ支援の現在地~」と題したイベントを、弊社運営のインキュベーション施設「StartupSide Tokyo」で開催しました。
本イベントは、同社が運営する起業支援メディア「起業支援ラボ」初のイベントとして実施。全国の自治体の創業支援担当者、起業支援関係者、スタートアップ支援に関心を持つ方々を対象に、自治体の起業支援における現状と課題、そして未来の可能性を探る場となりました。

写真 左上:中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部長 石井芳明氏、右上:浜松市産業部 スタートアップ推進担当部長 川路勝也氏、右下:つくば市政策イノベーション部 スタートアップ推進室 室長 屋代知行氏、左下:株式会社ツクリエ 代表取締役 鈴木英樹

本イベントは、起業支援白書のデータを元にリアルな自治体の方々の声を聴くことをテーマに開催しました。中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部長 石井芳明氏、浜松市産業部 スタートアップ推進担当部長 川路勝也氏、つくば市政策イノベーション部 スタートアップ推進室 室長 屋代知行氏と弊社代表の鈴木がそれぞれの立場から、スモールビジネスとスタートアップの違いや、自治体が直面する課題、地域活性化に向けた具体的な方策などが議論されました。自治体と民間の連携の必要性や、起業家教育の重要性など、これからの課題にも触れ、予定時間を超えて質疑応答をするなど大いに盛り上がりました。

本取り組みは、弊社代表の鈴木が長年抱えていた「起業支援の仕組みを広く共有し、誰もが利用できるインフラを作りたい」という思いに基づいています。起業支援は特定の人や地域だけが成果を上げやすい状況ではなく、全国どこでも同じ質の支援が受けられる仕組みに変えていきたいと考えています。

株式会社ツクリエは本白書と今回のイベントで得られた知見を基に、自治体や民間企業と連携しながら、日本全国で起業支援を受けられる環境の構築をめざしていきます。また、「起業支援ラボ」を通じて、継続的な調査と情報共有を行い、地域活性化に今後も貢献していきたいと考えています。

・起業家に役立つ手法・ノウハウ・機会・ツールなどの情報
・起業家、スタートアップの最新情報やニュース、イベントレポート
・起業家、スタートアップのインタビュー
さらに、より価値あるオウンドメディアを目指すために専門家の意見を交えたコンテンツや起業家スタートアップの方を招いてのトークイベントなどの実現を目指します。


起業支援白書とは

「起業支援白書」は、起業支援ラボが全国1741の自治体を対象に、起業支援に関する意識調査を2024年1月-2月に行い、295の自治体からの回答をもとに作成されました。本調査は、起業支援の現状や課題を把握するための重要なデータとなっています。

起業支援白書:https://tsucrea.com/labo/12797/

起業支援ラボとは

起業支援ラボは、「起業支援を科学する」を命題に、起業支援の実態をデータや事実に基づき多角的に分析して可視化することを目的としているメディアです。起業支援の現場、研究者、事業者、起業家など多様な視点から情報を提供しています。
起業支援ラボサイト:https://tsucrea.com/labo/