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2026.05.22

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埼玉大学のアントレプレナーシップ教育に実務家講師として参画——取り組みが学会誌『工学教育』に掲載

弊社 テクノロジーインキュベーションディビジョン ゼネラルマネージャーの丸山大輔が、埼玉大学が2025年度より開設した全学部生向けのアントレプレナーシップ教育プログラムにおいて、必修科目「アントレプレナーシップ序論」の実務家講師として参画しました。また、弊社が運営に携わるKawasaki-NEDO Innovation Centerにおいても、スタートアップ支援・イノベーション創出の実務を担っています。

同プログラムは、起業家としてだけでなく、企業や社会の中でイノベーションを生み出せる人材の育成を目的としたものです。同マネージャーは「アイデアの構築から事業計画まで」をテーマに全6回を担当し、顧客ニーズの捉え方、バリュープロポジション、市場規模の考え方、収益モデル、プロダクトマーケットフィット(PMF)、創業チームの組み方、VCの投資判断要素など、起業の現場に即した実践的な内容を講義しました。

同講義では、弊社が全国の起業支援の現場で培ってきた実践知をもとに、アイデアを事業として検討するための視点やフレームワークを提供しました。学生が顧客課題を捉え、価値提案を組み立て、事業計画へ落とし込むプロセスを学ぶことで、起業を特別な人だけのものではなく、学び、実践できる選択肢として捉える機会となりました。

同プログラムの教育効果として、学会誌『工学教育』74巻3号に掲載された事例紹介では、受講後に起業やビジネスの基本概念を「理解している」と回答した学生が約97%に達し、起業やアントレプレナーシップへの関心が高い層も受講前の約24%から約56%へ増加したことが報告されています。

弊社は、全国の起業支援の現場で培った実践知を、大学教育や地域連携の場にも還元し、起業を志す人だけでなく、社会の中で新しい価値を生み出す人材の育成に貢献していきます。


参考:長嶺拓夫ほか「埼玉大学におけるアントレプレナーシップ教育の導入」『工学教育』74巻3号, 2026
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsee/74/3/74_3_90/_article/-char/ja/